この記事の要点
2026年7月1日から、中国の離境退税は少額申請(1万元未満)が抽選による現物確認に変わり、1万元以上は従来どおり全件確認です。即買即退は異地互認が進み、出国期限は28日に統一。2026年9月1日からは即買即退のオンライン審査も始まりました。買い物の際はパスポートと申請書を保管し、商品を未使用のまま出国する必要があります。
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何が変わったのか
2026年5月12日、中国の商務部など6部門は「離境退税措置の最適化に関する通知」を公表しました。主な変更は次の4点です。
- 2026年7月1日から、1万元未満の退税申請は一定割合の抽選による現物確認
- 1万元以上の申請は従来どおり全件の現物確認
- 「即買即退」の異地互認を推進し、出国期限を28日に統一
- 2026年7月1日から、申請書と发票の電子情報による無紙化
買い物前に知っておきたい3点
① 少額は「必ず確認」ではなく抽選
1万元未満の申請は、すべてが税関で現物確認されるわけではなく、一定割合の抽選になります。ただし、抽選に当たった場合は現物確認が必要です。商品は未使用のまま、包装も含めて保管しておきます。
② 即買即退は出国期限28日・異地互認
「即買即退」は、退税商店で先に退税を受け取り、出国時に手続きを完了する仕組みです。出国期限は28日に統一され、異地口岸での手続きも進められています。対象店舗・対応口岸は店頭で確認します。
③ 手続きは無紙化へ
申請書と銷售发票の電子情報がオンラインで流转し、税関・代理機構が電子確認できるようになります。紙の書類が完全になくなるわけではないため、店舗の案内に従います。
退税の流れ(基本)
- 「退税商店」の表示がある店舗で、パスポートを提示して購入
- 退税申請書とレシートを受け取る(即買即退は店舗で先に退税)
- 商品を未使用のまま、出国時に税関で確認を受ける
- 代理機構の窓口で退税を受け取る(指定カード・現金など)
退税の対象品目・最低購入額・手数料は地域や店舗で異なります。購入前に店頭で条件を確認してください。
よくある質問
Q. 1万元未満なら確認されないのですか?
いいえ。抽選の対象になるため、当選した場合は現物確認が必要です。商品は未使用のまま保管しておきましょう。
Q. 即買即退はどこで使えますか?
「即買即退」に対応している退税商店で利用できます。対応店舗・口岸は地域によって異なるため、購入時に確認してください。
Q. 出国期限の28日はいつから数えますか?
購入日を起点とする運用です。詳細は店舗・税関の案内に従い、余裕を持って出国してください。
出典
- 中国政府網「商务部等6部门关于加力优化离境退税措施扩大入境消费的通知」(2026年5月12日)
- 中国政府網「税务总局出台新举措 离境退税办理再优化」(2026年7月16日)
※本記事は2026年11月5日時点の情報です。制度の運用は変更されることがあるため、渡航前に公式情報を確認してください。