この記事の要点
2026年9月15日、中国の新しい出入境管理規定が施行されました。入国目的は真実かつ適法である必要があり、虚偽の材料・陳述はビザ不許可や入国拒否の対象になります。旅行会社などの仲介サービスは届出制になりました。観光客は帰国便・宿泊先・旅程を用意し、申告した目的と合わない活動をしないことが基本です。
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何が変わったのか
2026年7月31日、中国国務院は「出境入境管理の規定」(国務院令第841号)を公布し、2026年9月15日から施行しました。全19条からなり、中国公民の出国リスク対策、外国人の入国審査、出入境仲介サービスの管理などが定められています。
旅行者に直接関係するのは、入国審査の考え方と、旅行会社・代理店の扱いです。制度の全文は中国政府網で確認できます。
旅行者が気をつける3点
① 入国目的は真実かつ適法に
ビザ申請や入国審査では、滞在の事由が真実で適法であることが求められます。観光なら観光、商用なら商用として申告し、実際の行動も目的に沿ったものにします。
② 虚偽の材料・陳述は不許可・入国拒否の対象
虚偽の材料を提出したり、虚偽の陳述をした場合、移民管理机构やビザ機関はビザの不許可、または入国拒否を決定できるとされています。 以前の「なんとなく通る」前提は避け、必要書類を正確に準備します。
③ 旅行会社・仲介サービスは届出制に
出入境仲介サービスを提供する機関・人員は届出管理となり、虚偽材料の提供や不正な手続きの援助が禁止されます。旅行会社を利用する場合も、実績と説明が明確な先を選びます。
入国時に準備しておきたいもの
- 帰国便(または第三国への出国便)の予約確認
- 宿泊先の予約確認(住所・電話番号)
- 旅行日程が分かるもの(モデルコースでも可)
- 商用・招聘目的なら招聘状や会社の連絡先
- 旅行保険の証明(任意だが安心材料)
制度の運用は現場で確認されることがあります。入国審査では、質問に正直かつ簡潔に答えることが大切です。
よくある質問
Q. 観光客にも関係ありますか?
はい。入国目的の真実性や虚偽申請の扱いは、観光客にも適用されます。観光目的なら観光として申告し、帰国便と宿泊先を用意しておくと説明がスムーズです。
Q. 以前の旅行と何が変わりますか?
制度として明文化された点が増えました。特に、虚偽の材料・陳述に対する不許可・入国拒否と、仲介サービスの届出制がポイントです。
Q. 入国時に何を見せればいいですか?
パスポート、帰国便、宿泊先の予約情報が基本です。商用なら招聘状、観光なら日程表があると説明しやすくなります。
出典
- 中国政府網「李强签署国务院令 公布《国务院关于出境入境管理的规定》」(2026年7月31日)
- 中国政府網「司法部、公安部、国家移民局负责人就《国务院关于出境入境管理的规定》答记者问」(2026年8月1日)
※本記事は2026年11月5日時点の情報です。制度の運用は変更されることがあるため、渡航前に公式情報を確認してください。